21世紀型事業社会貢献

業界の先達の方々にはお叱りを受けるかも知れませんが、従来の陸上室内施設養殖は視点を変え、高度化すると、「エコ」で「社会貢献事業」になります。


※「エコシステム養殖」太陽光等天然資源を重用し、建屋不要の屋外養殖にして工業生産システムを導入。エコシュリンプに近づけ、海洋性エネルギー育成光線やマイナスイオン豊富な養殖です。

※「工業型生産システム」として建屋内室内養殖を改善します。ちょっと改善すると

①化石燃料ゼロ水産―機能性水槽1台につき、水車1台(1馬力以下)の暖房を含む全ての電力を賄います。

燃料比率の大きい海面養殖・漁船漁業や室内養殖とエネルギー対策済み漁業です。

②畜産肉に代わるタンパク生産事業―環境負荷の少ないタンパク生産とします。

③少しの投資でペイする―グローバル化された価格体系に技術で対抗します。建屋やろ過装置は不要。

④エビの糞尿やエビガラ等地元で発生する有機性廃棄物の有効利用します。ゴミゼロの『漁村鉱山』を目指し、『温室発電』を提案します!

⑤一次産業の収益事業化―収益と地場産品を使って地域活性化と海と陸の連携事業にします。正に施設養殖は「社会貢献事業」であり「エコ事業」になります。



◆第一次事業計画―「コンクリート製小割組立水槽」と「キャッシュフロー経営」とエコシステム養殖

“エコ”ですから、徹底して施設、ランニングコストが安く、簡素化され、誰もが参加出来る「大衆魚バナメイ」の国内生産を取り上げています。

これまで海に隣接した廃小学校(北陸能登)の教室に、海水を引き樹脂の丸型6m水槽を作りプールを改築し飼育に成功しました。その内容は月刊誌「養殖」2010年2月号で紹介されましたが、今回大量生産のために技術的に変化を受けない規模、教室の3倍強、プールの1/2、海面の生簀養殖面積と同じ大きさの養殖槽ですので、陸上でも使い勝手のよい大きさでしょう。

①建屋不要「コンクリート製小割組立水槽100㎡」と、健康育成促進「エコシステム養殖」

②漁業振興を可能にする「キャッシュフロー経営」を提案しています。

そして①と②を実現する方法として

③「大型漁業団地養殖・海藻大量生産システム」による地域活性・共同体事業を提案いたします。漁業を元気に『エコグッズ』紹介コーナーも設けました。順次UPしていきます。


◆第二次事業計画「農水工商連携」で「TPP」に対応

私達はこうした養殖場で、薬剤を使わない有機養殖をする訳です。しかしヨーロッパの有機養殖規格ではエサも有機で作る事になっていますので、私達も当然これをクリアーしなければなりません。

①魚類と農産物の有機増殖「海と陸」の連携が必要です。

②「淡水」だけでなく「海水」利用で美味しい農産品生産にも挑戦します。

③高級品種でなく、農水商工連携による『高品質化』でTPPに対応する―エコ技術による高品質農水産生産牧場「アクア・エコ・ファーム」を提案いたします。

また生物の原種維持、保持が問題となっている時ですので、稚エビからの一環飼育が国内でできるようになり、設備が完備した施設で、輸入品より安く、少量の養殖でも出来る様になりますので、エサと稚エビの早期に国産化したいと考えているものです。